私はよく知らないのでネットで調べてみた。
昔、ある男が旅の宿を探していた。
日が暮れ宿を探す。
大金持ちの巨旦将来は意地悪く断った。
その兄蘇民将来は貧しかったが、快くその男を泊め、
できる限りのもてなしをした。
翌日、男は泊めてもらったお礼に宝珠を蘇民将来に贈
った。
この宝珠は心優しい人が持つと長者になるというもの
だった。
8年ほど後、男は再度蘇民将来の家を訪れた。
心の優しい蘇民将来は宝珠のおかげで長者となってい
た。
そして、今回も男を歓迎し泊めたのだった。
弟の巨旦将来はそれに嫉妬し、男を泊めようとしたがうま
く行かなかった。
意地悪な性根は改まること無く、良くないことが頻発した。
蘇民将来は、その後も幸せに過ごしたそうだ。
これが蘇民将来の話である。
だが、この話が確定版というわけではない。
他にも内容が異なる話も伝わっている。
そちらの話は、不気味な容赦ない内容となっている、
~続く~