当町内会に新年度は3月スタートである。
これは4月上旬にお祭りがあるためであろう。
お祭りまでに一ヶ月をおき、その間に引き継ぎや準
備をするためである。
さて、私の班長を務めたこの1年間はどうだっただ
ろうか?
幸いにも班内ではトラブルは無かった。
また、弔事も無かった。
これは幸いだった。
班内で人が亡くなると、町内としてはその年度の班
長がいろいろと世話をするというのが慣習となってい
る。
皆で集まって弔問に伺う際の取りまとめ役や、通夜・
告別式に班として花を出す際の会計処理等である。
その昔と思うと班長の業務は大幅に削減されてきて
はいるが、ゼロではない。
班長が主導する業務はあるのだ、
それらの業務の一つ一つは特別難しいものではな
いが、やはり気を使う。
何より「今日は忙しいので2日ほどずらしてもらえま
せんか?」とは言えない。
亡くなったら、すぐに業務開始なのである。
それが一回も無かっただけでもラッキーだったと言
えると思う。
穏やかに過ぎていってくれたこの一年に感謝である。