不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

アルミ鍋修繕その後。

 以前の当ブログに記したアルミ鍋の修理の続報であ
る。
 あの記事以降、私は金床を購入した。
 金床と言っても、小型の簡易型である。
 開いているいたもう一つの穴を補修する。
 「穴が二つも空いているのか。それだったら、さっさと
廃棄すれば?」
 そんな声が聞こえてきそうである。
 ごもっともである。
 だが、この鍋は穴が開いている個所以外は、何ら損
傷もなく綺麗なのだ。
 ふさげるものなら、ふさぎたい。
 ふさげる技能を身に付けたい。
 そう思ったのだ。
 私は、ネット上の少ない情報をもとに修復作業を開
始した。
 作業手順は実に簡単である。
 穴をリベットが入るくらいの大きさに広げ、リベットを
通す。
 金床の上に置いて、リベットを叩いてつぶして、かし
める。
 これだけである。
 これがなかなか難しい。
 穴の位置が曲面であり、叩くと穴の周囲も叩いてし
まう。
 アルミは柔らかいので、すぐに傷ついてしまう。
 多少の傷は、大目に見ることにする。
 修復作業が完了した。
 水を入れてみる。
 漏れない。
 成功だ。
 前回は、その後水を沸騰させると、お湯が漏れだし
た。
 今回も沸騰させる。
 漏れない。
 やった。
 だが、その後、煮炊きに使った際、やはりお湯が漏
れだしてきた。
 沸騰の度合いが強いと、耐えられないらしい。
 これではだめである。
 不器用素人の限界だなぁ。
 がっかりである。
 ここであきらめるかは、検討中である。