不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

アドウェアは全部悪いのか。

  ここのところ当パソコンはアドウェアによる被害は発
生していない。
 当ブログでは、悪さをするマルウェアを一括してアド
ウェアとして記している。
 アドウェアという言葉には本来悪いものという意味は
無い。
 だが、ブラウザを事実上の故障状態にしてしまうもの
や、詐欺商法に加担するアドウェアも少なからず存在する。
 そのため、アドウェアは悪いもの、という認識が優勢
となってしまっている。
 それだったら「悪質アドウェア」とでもすれば、という考
え方もある。
 しかし、一度アドウェアによる被害を被ると、そんな気
持ちはすぐに吹っ飛んでしまう。
 アドウェアであれば、どんなものでも疎ましくなってしま
うのだ。
 ブラウザ・ソフトがアドウェアに感染すると、いろいろと
面倒が多い。
 グーグル・クロームなど自分でインストールとアンイン
ストールが可能なブラウザは、一旦アンインストールして
しまえば何とか持ち直すことが多い。
 けれども、アンインストールができないインターネット・エ
クスプローラーやマイクロソフトEdgeのようなOSに組み込
まれたブラウzの場合は、そうはいかない。
 自分でアドウェアとその残骸を除去していかなければな
らない。 
 自己増殖するアドウェアというものもある。
 一度きれいに削除したつもりでも、残党が残っている場
合、それらが自己増殖してパソコンの他の部分に転移して
増えていくのである。
 「そんなもの本当にあるの?」と私は思っていた。
 ちょっとSFっぽい話で、誇張されているのでは?と思っ
ていた。
 しかし、そうした増殖するアドウェアは存在する。
 私は体験済みである。
 そのような悪質なアドウェアが存在することから、アドウ
ェア全体が白い目で見られることになる。
 「アドウェアは全部悪い」という事実に反した認識であっ
ても、否定する気になれないのだ。
 さて当パソコンとアドウェアの今後は、どうなるのか。
 少しも気は抜けない。