私がロシアやブラジルのアドウェア満載の危険なサイト
を訪問したのは、レア・ライブ映像が欲しい、と言う一念か
らであった。
それらのサイトにレア映像が掲載されていたのには、理
由があろう。
動画削除の要請があっても、受け付けない。
一種の無法地帯である。
私はそれらのサイトの危険性を認識した上での訪問だっ
たのかと言えば「NO」である。
私は特に危ないとは思っていなかった。
(ロシア語やポルトガル語の表記はさっぱりわからないな
ぁ)と戸惑っていただけである。
怖いもの知らずとはお目出度い。
無知=能天気なものである。
(これはまずい)気が付いたのは、広告サイトのタブがパ
カパカ開くようになってからである。
痛い目に遭ってやっと目が覚めるのである。
今でこそ、こうして落ち着いて記述しているが、当時はハ
ラハラしていた。
パソコン会社に相談しても「担当外」と受け付けられない
だろう。
あるいは、かなりの成功報酬要求する業者を紹介される
だけである。
それを高いとするか妥当とするかは、人それぞれであろう。
私は(結構とるなぁ)と思っている。
少なくとも安くはない。
自分で何とかしよう。
私はそう決めて行動に移すことにした。