私は、ダウンロードソフトの前触れのない有料化の提
示により（このソフトは怪しい）と思い始めた。
だが、怪しいと思うだけで具体的にどこが変だというこ
とまではわかっていなかった。
アドウェアを仕込むソフトだとは思ってもいなかった。
アクシデントの中にも幸運もある。
私はこの時点で他のソフトに乗り換えようと決めたのだ。
問題のこのソフトは、適応されるサイトが広範囲なもの
の一定の限界があった。
私が確保を狙っていたその他のサイトには適応してい
なかったのだ。
1点のライブ映像の確保には貢献してくれたが、かなり
の悪さもされた。
しかし、この時点では私はその悪さには未だ気がつい
ていなかった。
私は次なるソフトを探し始めた。
確保可能なソフトは限られているようだった。
そして、ようやくあるソフトを見つけた。
海外製の英語表記で、そのソフトを試用しての評価コメ
ントが載っているサイトも一切無いソフトである。
通常なら躊躇する行為であるが、ライブ映像欲しさに警
戒心も薄れてしまっていたのであろう。
私は即使用を決めインストールして使い始めた。
あれ？
うたい文句と違い、当該サイトの動画ダウンロードができ
ない。
駄目か。
フリーソフトでは文句も言えない。
私はすぐにそのソフトをアンインストールした。
後で判明したのだが、このソフトもアドウェア同梱のソフト
だった。
２連続アドウェア同梱ソフトに当たってしまったのだ。
私に真に冷静な判断力があれば、このような事態は避け
られたかもしれない。
しかし、ライブ映像が欲しい欲求は、ただでさえ少ない冷
静さを失わせてしまっていたらしい。
自分で蒔いた種の収穫は、これからだった。
～題名を変えて続く～
