不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

IMALU、父を語る。

 歌手・タレントのIMALU氏のインタビューを読んだ。(以下敬称略)
 以下は、朝日新聞からの引用である。

 父の明石家さんまのことは、ボスって呼んでいます。そう
呼んでほしいみたいで、昔から。テレビで見るのとどう違う
のかよく聞かれるんですが、本当にあのままなんです。
 一緒に暮らしていたころの記憶はないですが、両親が離
婚した後も父とはよく会っていて、映画に行くのが定番でし
た。一番印象に残っているのは小学生のころ、字幕付きの
洋画を見たときのことです。まだ小さかったので漢字がわか
らなくて、理解できない。だからすっと私の耳元で、全部の
セリフを教えてくれました。男の役も女の役も、キャーとかワ
ーとかも。
  小さいとき、父のトーク番組のゲストの方が気を使って、
私にもプレゼントをくださることがありました。そういう時は、
父にも母(大竹しのぶさん)にも、ちゃんとお礼を言いなさい、
とよく言われていました。礼儀には厳しかった。
 芸能人の名前って、子どもは呼び捨てですよね。子どもに
したら、テレビの中の人ですから。私もでした。たとえばタモリ
さんのことをタモリって。でもうちは、母や父がつながってい
る方たちなので、だれに対しても「『さん』、付けろや」って怒
られていました。
 デビューから今まで、父との共演はありません。父は絶対
嫌だって言うし、私は言える立場じゃないけど、この世界で
ずっとトップで活躍する両親が、私のせいでダサく見られて
しまうのは嫌なんです。将来共演するとしたら、絶対おもしろ
そうって、皆さんに思ってもらえるぐらいに私がならないと。
 悩みの相談なんて照れくさかったのですが、19歳のころに
1度だけ、人間関係で悩んで父に打ち明けたことがあります。
 泣きながら電話したら、爆笑されました。「何で泣いてんね
ん、笑え、笑え」って。勇気を出して相談したのに、「は?」っ
てなって。もう絶対、この人には相談しないって思ったんです
が、後で考えると父らしい、良いアドバイスだったな。どれだ
けたくさん笑えるかで人生の楽しみ方が全然違う。一番大切
なのは笑うことだと、父を見ていて自然と感じるようになりま
した。(聞き手・片山健志)

 IMALUは、自身も歌手・タレントととして芸能活動を行ってい
る。
 両親がともに才能あるトップスターであるというのは、大き
なプレッシャーであろうかと推測される。
 だが、それも自分で選んだ道である。
 大変なことも多かろう。
 笑ってばかりもいられないだろう。
 なんとしても、頑張って頂きたい。