家の前の道を走るクルマの中に、普段見かけない
クルマをよく見かけるようになった。
町中を走り、停まっているクルマの中にも見慣れな
いクルマが増えた。
色合いや車種が微妙に違う。
私は、クルマの種類を細かくチェックしているわけで
はない。
ただぼんやり見ているだけである。
それでもやはり、いつもと違う。
これらのクルマは何だろう?
おそらく帰省した方々のクルマであろう。
こうした様子は夏のお盆シーズンにも見られる。
特別な高級車というわけではない。
珍しいクルマというのでもない。
ただ、このあたりの人のチョイスからは外れるよなぁ、
というようなクルマである。
クルマも町の風景の一部である。
風景は表情である。
町の表情が少しだけ変わる。
いつもとは違う。
慌ただしさが減り、落ち着きが戻ってくる。
静かな年の瀬になれば良いな、と思う。