これは、2年ほど前のことである。
その当時、すぐにブログ記事にすれば良かったの
だろうが、他の記事が詰まっていたのか、取り上げ
る機会がなかった。
その後、そのままお蔵入りとなっていたのである。
その日の朝、私は資源ゴミを搬出しようと集積所
に向かった。
当集積所は、町内会の当班と隣の班、合わせて
約20世帯が利用している。
私が持って行ったのは、食品パッケージ等の紙類、
古紙である。
集積所には既に各種資源ゴミが集まっていた。
空きビンや空き缶、古新聞、古紙類などである。
古雑誌もいろいろと置かれていた。
その中に見覚えのある雑誌の束があった。
スイング・ジャーナル誌である。
2年分ほどが紐で纏められている。
スイング・ジャーナルを読むような人が、ご近所に
おられるということになる。
ジャズ・ファンがご近所におられるのか。
これは、珍しい。
ジャズ・ファンは絶対数が極めて少ない。
贔屓目に多く見積もっても人口の1%未満だろう。
おそらく、もっと少ない。
0.5%以下だろう。
そのジャズ・ファンが、ご近所にいるのか。
ムムム、一体どなたなのだろうか?
気になる。
一軒一軒尋ね歩くということも、出来なくはない。
だが、それを実行するタイミングが掴めない。
あれから約2年、依然としてどのお宅にジャズファ
ンがおられるのかは、判明していない。