不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

トイレの水滴音 その⑥

 さて、トイレタンクのどこから水滴は落ちているのか。
 水滴は向かって左部分に通る管から落ちていた。
 タンクは、右側にレバーとそれに連動する装置、左
側に水道管から水を取り入れる装置が見える。
 これは予めインターネットで機構を調べた上であるか
ら、そうわかったのであって、パッと見てすぐに理解判
別できたわけでは勿論ない。
 タンクは左側から水を補給し、右のレバーの指示に
より水を便器に排出するという仕組みになっているよう
だ。
 今回の水滴は、水の取り入れ口から5㎝ほどいった
箇所から洩れているようだった。
 (これくらいなら、ちょっと管を捻れば直るかも?)
 私はそう思って水滴の発生元を触ってみた。
 捻じったり触ったりしてみたところで直るわけはない
のだが、ただの水滴である。
 そんな感じもしてしまうのだった。
 管を触ると、水が滲み出してくるのがわかる。
 これが約5秒の間に水滴になり落下しているのだ。
 水が滲み出すというのが、不気味だった。
 あぁ、ここに穴が開いている!という状態ではないの
だ。
 これはちょっと厄介である。
 (とてもではないがド素人の手に負えないな)
 私はようやく専門業者に頼むことを決意したのだった。
 
 ~続く~