不二家憩希のブログ

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ピーター・フォーク 刑事コロンボへの日々 その22

 1964年もピーター・フォークのテレビ・映画出演
は順調に続く。
 1月4日フォークは、”Jackie Gleason:American
 Scene Magazine ジャッキー・グリーソン・アメリ
ン・シーン・マガジン”に出演した。
 ジャッキー・グリーソンは、日本ではポール・ニ
ューマン主演の映画”ハスラー”でミネソタ・ファッ
ツを好演した俳優、という認識程度が一般的の
ようだ
が、本国米国では自身の名を冠した番組を持つ
ほどの人気者だった。
 その番組の映像を見ると、人好きのする面白
いスターという感じがよく伝わってくる。
 この番組は、音楽やダンス、コメディを中心とし
た1時間番組である。
 フォークが出演した回は、グリーソンの芸能生活
35周年記念特集の回だった。
 グリーソンがそれまでに出演したテレビや映画
のシーンを見ながら、その活躍を振り返るという企
画で、フォークもカメオ出演した。
 他には、”ハスラー”で、グリーソンとポール・ニュ
ーマンとビリヤードの技術指導をしたビリヤード界
のトッププレイヤーのウィリー・モスコーニも出演し
ている。
 フォークは8月30日には”デュポン・ショー・オブ・
ザ・ウィーク”に出演している。
 作品は”Ambassador at Large 無任所大使 ”と
いう1時間のミュージカル・コメディだった。
 監督はフランクリン・ジェームス・シャフナーである。
 シャフナーは”猿の惑星””パットン大戦車軍団
パピヨン”らを手がけた娯楽スペクタル映画の巨匠
である。
 フォークは主役だった。
 フォークは映っていないが、ジャッキー・グリーソン・
ショーの冒頭部分を紹介する。
 3分20秒過ぎにジャッキー・グリーソンが登場する。
 その長く続く歓声の大きさは彼の人気を表している。
 
 ~続く~