不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

寒い大晦日。

 当地も大晦日から寒波の影響で気温が下が
った。
 これほど寒い大晦日は珍しい。
 何も大晦日にこんなに寒くならなくても、
と思ったが仕方ない。
 私はこれほど寒ければ、普通は早めに寝る
ことにしている。
 だがこの日は大晦日である。
 毎年大晦日には私は日付が変る時間くらい
までは起きている。

 例年、紅白歌合戦が終わる頃になると、通
りを歩いていく人達の声が聞こえる。
 氏神様へ初詣に行く人たちの声である。
 だが、今年はその声が聞こえない。
 やはり、この寒さで誰も外に出ようとはし
ないのだろう。
 前回の寒波襲来の時も人通りは無くなった。
 寒さは恒例になっている行事予定も変えて
しまうのだろう。
 歩きの人だけでなく、クルマも走っていな
かった。
 大晦日になると初日の出暴走の暴走車も出
るものだが、そんなクルマもいなかったよう
だ。

 氏神様では、午前零時から参拝客に甘酒を
振舞っている。
 町内の禰宜さんのIさんが中心になって、
町内連合会でかがり火を焚いている。
 だが、実のところ私はその光景を見たこと
は無い。
 かがり火の準備をしている様子をみたこと
があるだけだ。
 私はとてもではないが、深夜に出かける気
にはなれないのだ。
 今年は班長なので、行ってみようかな、と
も思っていた。
 だが、この寒さである。
 行く気は簡単に消えてしまった。
 私は、日付が変わってすぐに布団に入った。