不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

10月に入って初めての雑草取りをした。

 自宅から200メートル程離れた場所にあ
る物置小屋の余白に生えた雑草が気になった。
 前回はシルバーウィークに入る直前に雑草
取りをしている。
 日がそれ程経っていないので、まだいいか
な、と思う。
 だが雑草には油断は禁物である。
 奴らは地球の生物とは思えないほどの生命
力がある。
 ひょっとしたら、もう既に手に負えないく
らい伸びてしまっているかもしれない。
 見に行ったほうが良いか、それとも知らん
振りをしていようか?
 今週は秋雨前線と台風の関係で雨が続くら
しい。
 雑草に雨が振ればより一層伸びてしまう。
 ここは伸びる前に摘んでしまった方が良い
かもしれない。
 私は雑草取りに行くことにした。
 せっかくの秋晴れに雑草取りとは、ちょっ
と残念な感じもするが仕方ない。
 雑草を放置しておくととんでもないことに
なる、ということを私は体験上知っているか
らである。

 作業着(2軍落ちしたシャツとズボン)に
着替え軍手をはめて家を出た。
 途中の公園では家族連れが遊んでいる。
 その横のグラウンドでは小学生が大人にソ
フトボールの指導を受けている。
 のどかな週末である。

 物置小屋の前は、まだそんなに雑草は伸び
てはいなかった。
 だが、所々今後伸びそうな新顔の雑草が生
えている。
 一体、どこからこんな雑草がやってくるの
だろうか?
 やはり宇宙人が夜中にでもやって来て、雑
草の種を撒いているに違いない。

 草取りと書いてはいるが、実際には私がし
ているのは草抜きである。
 根っこから抜いて雑草の絶滅を図ろうとし
ているのだ。
 草抜きをしていると急にコオロギが鳴き出
した。
 びっくりしたのだろうか?
 手を休めずに草抜きを続行していると、雑
草の間からコオロギが飛び出してきた。
 うるさくて歌っていられないのだろう。
 コオロギは2~3回跳ねて道路に避難した。
 その後も他のコオロギが何匹も出てきた。
 一方バッタの数は前回よりも減っている。
 今はコオロギの時期なのだろうか?

 その後、いつものこととは言え嫌々ながら
作業を続け、一応草取りは終了した。
 これで最低2週間は大丈夫だろう。
 さて、コオロギはどうなっただろうか?
 雑草抜きといっても草が完全に無くなるま
で抜くと言うわけではないので、コオロギも
再び雑草の間に戻って来るだろう。