不二家憩希のブログ

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「20世紀の名演奏」黒田恭一さんを偲んでを聴いた。

 本日のNHK-FMの「20世紀の名演奏」
は、先日亡くなった黒田恭一さんを偲んで、
というものだった。
 担当は、黒田氏のピンチヒッターとして出
演していたこともある諸石幸生氏である。
 この番組は、平成5年から続いているそう
だ。
 ということは今年で16年目である。
 私は番組開始当初から聞いていたのだが、
そんなに前からの放送だとは気が付かなかっ
た。
 聴取習慣がついて生活に馴染んでしまって
いたからであろう。
 番組は黒田氏が好きだった、という演奏家
を中心に進められていった。
 ブラームスとか哀愁溢れる大曲を2曲ほど
選曲するのかと思っていたら、そうではなか
った。
 比較的短い曲を何曲もかけていくという構
成だった。
 それらの曲の中には、ピアニスト、フリー
ドリッヒ・グルダの自作のアリアもあった。
 黒田氏はグルダが好きだったそうだ。
 それなら、私と同じではないか。
 番組は黒田氏への追悼と言う趣旨だったが、
この曲が最もそれにあっていると思った。