不二家憩希のブログ

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今年は大作曲家3人のメモリアルイヤー。

 今年はクラシック音楽の3人の大作曲家、ヘ
ンデル、ハイドンメンデルスゾーンのメモリ
アルイヤーである。
 ヘンデル(1685~1759)が没後250年、ハイ
ドン(1732~1809)が没後200年、そしてメン
デルスゾーン(1809~1847)が生誕200年であ
る。
 バロック期のヘンデル、古典派のハイドン
初期ロマン派のメンデルスゾーンとクラシッ
ク音楽の各時代の巨人が揃ってメモリアルイ
ヤーを迎えたということになる。
 私はこの3人の作曲家が好きである。
 彼等の音楽は、基本的に明るく楽しいもの
が多い。
 芸術家にありがちな悲壮感や自らが抱える
絶望感を作品に投影することが無い。
 そうしたことから、現代のクラシックファ
ンからは軽い、とみなされることが多い。
 作曲家の苦悩が作品から聴き取れないよう
なものは、ランクが落ちると考えられている
ようだ。
 だが私には、そんな考え方は通用しない。
 良いものは良いのである。

 今年はこれら3人の大作曲家のメモリアル
イヤーではあるが、今年において3人とも均
等に紹介されることは、まず無い。
 いずれか一人が集中的に取り上げられるこ
とになると思われる。
 これは、今までもそうで、大作曲家のメモ
リアルイヤーがかち合った場合は、より人気
のある作曲家に焦点を当てるのが通例なのだ。
 さて、今年は誰になるのか?
 私としては、それがヘンデルだと嬉しい。