不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

猫のフンを踏みつける。

 出かけようと家を出た。
 歩き出すと右足が重い。
 これと言って特別なことはしていないのに
どういうことだろう、と思い立ち止まる。
 もしや、と思い右の靴を脱いだ。
 靴底を見る。
 猫のフンを踏んでしまっている。
 しかもかなり大量である。
 この時私が穿いていたのは、靴底の厚いも
ので溝も深い。
 その溝の中に、きっちりフンが詰まってい
る。
 しかも、臭い。
 一体、何を食べていればこんな臭いになる
のだ?
 庭の砂の部分にフンがされていて、私はそ
れを踏んだのだ。
 ここしばらくは、猫も我が家を敬遠してい
たようでフン害も無かった。
 猫除けを撒いていたのだが、効果が薄れて
きたに違いない。
 私は、撒いてしまえば、あぁこれで安心、
と気を抜いてしまい、次回の散布時期にまで
気が回らないのだ。
 おのれ、猫め。
 私はどの猫かは見当がついている。
 それは飼い猫なのか、野良猫なのか、もう
一つ判別できていないのだが、真っ黒な猫で
あることは分かっている
 捕まえたら、三味線屋に売り飛ばしてやる。

 ネズミに続いて猫にまでなめられるとは、
今年の私は動物になめられっぱなしである。