不二家憩希のブログ

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ホール&オーツ「8月の恋」

 毎年、8月の終わりになる頃に聴きたくなる曲
がある。
 ダリル・ホール&ジョン・オーツの「8月の
恋」である。
 この曲は、1978年発表のアルバム「赤い断層」
のB面最後に収められている。
 デビッド・フォスターがプロデュースしたこ
のアルバムには、多くの有名ミューシャンが参
加している。
 キングクリムゾンのロバートフリップ、トッ
ド・ラングレン、ジョージ・ハリソンTOTO
ティーブ・ルカサーとスティーブ・ポーカロ
チープ・トリックのリック・ニールセン、デビ
ッド・フォスターの相棒ジェイ・グレイドン等
など、これでもか!と言う布陣である。
 この「赤い断層」は、これだけの豪華ミュー
ジシャンをバックにさぞや賑やかに仕上がった
アルバムだろうと思えば意外にそうでも無い。
 きっちり、自分たちの色に染めてしまう技は
ホール&オーツならではのものがある。
 名曲の多いこのアルバムの中でも、ひときわ
強い印象を残すこの「8月の恋」は、好調時の
ダリル・ホールの才能の巨大さを感じさせる。
 メロディー、アレンジ、演奏、歌唱とどれを
とっても最上の輝きがある。
 こんな曲、サウンド、他のミュージシャンで
は作れないだろう。
 この頃のホール&オーツが、如何に冴えてい
たかがわかる。

 それでは、お時間のある方はこちらでお聴き
下さい。
 YouTubeは、こういう曲の投稿があって嬉しく
なる。