不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

いつものCDショップが閉店してしまう。

 いつも行っていたCDショップが今月の29日
に閉店してしまう。
 この店では、閉店セールとしての29日まで
店内全商品を20%引きで販売している。
 私は、もう何回もこのセールに行った。
 閉店セールの割引で買い物をするのは、何
だか追いはぎをしているような気がしてしま
う。
 それでも、店内全商品20%引きというのは
そうあることではないので、買ってしまう。
 輸入盤の定番商品だと専門店ではよくセー
ルになったりするのだが、国内盤の値引きは
珍しいと思う。
 店が無くなって寂しいなぁ、と言う気持ち
と店内どれでも20%引きで買えるという嬉し
さが交錯する実に複雑な気分である。
 
 店内は閉店を間近に控え多くの商品が売れ
てしまっている。
 私はお目当ての盤は既に買ってしまってい
るので、そう何度も行くこともないのだが、
それでもつい足が向いてしまう。

 私は、読書と音楽鑑賞が好きである。
 中学生の頃から休みの日には本屋さんと
CDショップに行っていた。
 行っても必ず買うというわけではない。
とりあえず店に入って本やCDをぐるっと見て
まわるのである。
 そして、気に入ったものがあれば購入する
のだが重要なのは、並んでいる本やCDを歩き
ながら眺めるということなのである。
 それだけで、気分がリフレッシュされるの
である。
 私は実にシンプルで安上がりに出来ている
のである。

 この店が閉店してしまうとなると私は次か
らどこの店に行けばよいのだろう?
 市内にはTSUTAYAも何店もあるのだが、私
はどうもTSUTAYAはあまり好きではない。
 他にもショッピングセンター内にもCDショ
ップがあるし大型書店内にもCDコーナーはあ
るのだが、それらも気に入らない。
 それらの店では、向こう1~3ヶ月間に売れ
るであろう現在の流行音楽の盤しか置いてい
ないのである。
 そういった店は私の好みではない。


 私は、閉店するこの店でまた今日もCDを買
った。
 今月はかつてないほどの買い溜めの月とな
った。
 これで、しばらくは良いだろうが今後はど
うしようか。

 CDを買った帰り道は、普通ならは楽しい気
分なものなのだが、この日はそうでもなかっ
た。
 去り行くものを見送る気持ちは、いつも胸
をふさいでしまう。