ヒラリーさん、やっぱりお涙頂戴作戦に出る。

　米国大統領選挙の民主党指名候補選挙で苦
境に立っているヒラリー氏が、お涙頂戴作戦
へと路線変更をした。
　最近までのオバマ氏へのネガティブキャン
ペーンいわゆる中傷攻撃が有権者に不評だっ
たからである。
　対立候補の悪口を言って大統領になれるほ
ど世の中甘くはないのである。
　だからと言って、１８０度方向転換すると
は、ヒラりー陣営も相当混乱しているようで
ある。
　何をやったら効果的なのか分からなくなっ
てきているのではないだろうか。
　大統領選の選挙対策本部には全米の政治的
な頭脳が結集されている筈なのであるが、政
治家なんて所詮そんなものなのである。
　仮にヒラリー氏が当選した場合、こんな選
挙対策本部の人間が将来のホワイトハウスの
中枢を構成するかと思うと、米国民も不安に
なってくるのではなかろうか。

　ヒラリー氏は、テキサス州オースチンでの
オバマ氏との公開討論会の終了間近に突然、
「私はここにオバマ氏といることを本当に光
栄に思う。私たちには家族や友人のサポート
がある」としんみりと語ったそうだ。
　そんなことわざわざ公開の場で発表するよ
うなことなのだろうか。
　そんなこと改めて表明されても、有権者は
戸惑ってしまうだけだと思う。
　だが、ヒラリー氏陣営ではこうしたクサイ
心情を吐露することにより、ヒラリー氏の人
間的な部分をアピールする狙いらしい。
　本当にこんな作戦が有効だと思っているの
だろうか？
　政治家って本当に頭が悪く出来ているよう
である。
　
　このように、ヒラリー氏対オバマ氏の対決
は、私が当ブログで書いたとおりの展開にな
ってきたということである。

　ヒラリーさん、困ったら私のところに相談
に来ればよいのに。
　あなたのブレーンがひねり出す愚策よりも
良い知恵を授けて差し上げますよ。