声優、ナレーターとしてご活躍されていた小林恭治さんが3月9日
亡くなられた。
自分が子供の頃から馴染んできた方が亡くなられると、さびしい。
直接の面識は無いが、私の大好きな声質の持ち主であった。
ご近所の知り合いが亡くなられたような錯覚を覚える。
俳優業のかたわら、声の出演というジャンルで活躍を始めた第1世代で、
声優という分野の草分けでもある。ひょっとすると、ご本人は声優という
肩書きにすら抵抗をもっておられたかもしれない。それ程のパイオニアなの
である。
ちゃらちゃらしたテレビスターよりも、私は小林さんのような方たちの
方が好きなのだ。
私は、彼らにシティブルースを感じる。