昨日の当ブログ記事では、私がリアルの世界では批判行為をしない、ということを載せた。
実に偉そうな記事である(笑)
では、何故、今の私は批判行為をしなくなったのか?
私は、10代20代と批判ばかりしていた。
悪口も言っていた。
私は基本的にトロい人間であるが、批判に関して(だけ)は、頭が猛烈に速く働いていた。
瞬時に批判の言葉が論理的に系統立てて頭に浮かび、話せ、書けた。
誰も私に敵う人はいなかった。
そして私は図に乗った。
批判行為は正しいことだと信じるようになった。
批判することにより、人や社会を改めることができるではないか。
これは、正義であり、人が進んですべきことだと思うようになった。
そんな考えのもとに10数年を過ごしてきた。
だが、30代に入り(これはなにか間違っているのかも?)と思うようになった。
批判行為は、負のエネルギーを自ら生み出し、それを他者にぶつける。
他者だけでなく、何より自分自身に投げつける。
それにより、私は疲弊することに気がついた。
この疲弊は退歩であり、堕落につながることでもあった。
私は批判行為によるマイナス面を身を以て知ったのだった。
あぁ、これを学び取るまで10年以上かかったとは!
愚かにもほどがある。