不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

金柑の甘露煮を頂く。

 回覧板をお隣のNさん宅へ持っていった。

 奥さんは回覧板を受け取るとこう言った。

 「ケーキ君、金柑食べる?」

 Nさん宅の庭には金柑の木があり、実をつけている。

 食べます、と答えると奥さんはタッパー状の容器を持って来られた。

 容器いっぱいに金柑の甘露煮が詰められている。

 「作ったんだけど、誰も食べないのよ」

 えぇ~、それはもったいない。

 「食べて良かったら、また作るから」

 私はありがたく受け取った。

 食事の後、金柑の甘露煮を食べてみる。

 おいしい!

 お店で売られていても人気が出るだろう。

 これだけおいしいものを誰も食べないとは。

 まぁ食の好みは人それぞれだからなぁ。

 実は金柑をちょっと食べてみたいなぁと思っていたところなのだ。

 絶好のタイミングである。

 私は幸運な人間である。