私は12月に1年を振り返る。
問題点を反省した後は、以後振り返らない。
今年は幸いなことに、怒るということがなかった。
カチンと来たり、ムッとしたことは数回あったが、いずれも
5秒から30秒程度で収まった。
相手に怒りをぶつけること無く、一分以内で自分の中で消
化してしまえば、怒ったということにカウントしないというのが
私の規定である。
怒りは基本的に他者の存在と行動が前提としてある。
他者が私に怒りの種をぶつけてくるのである。
それにどう対応するか。
これがなかなか難しい。
かつて私は瞬間湯沸し器であった。
それをなんとか改めようと日々努力してきた。
怒っても良いことは殆ど無い。
ただし、自分の身を守るために怒るのは必要範囲内である。
ハリネズミであることは、この世に生きる上で不可欠なのだ。
それ以外の怒りはロスが多すぎる。
無駄なエネルギーを消費するだけである。
怒らずに済んだ2018年は、私にとって良い年だったと言え
るだろう。