Iさんのお宅が見えてきた。
クルマがある!
と言うことはご在宅か?
いきなり行って、すぐにIさんに会える。
これはラッキーである。
町内会費のお知らせの旨を伝える。
「じゃぁ、今持って行って」
Iさんはすぐに支払ってくれた。
おぉ、これまたラッキーである。
集金初日から早々とIさんの会費が領収できるとは、嬉し
い。
「同じ班でご近所なら、不在ならば何度でも伺えば良い
ではないか」
そう言われるかもしれない。
距離が近いので大した労力ではない。
だが、一回の訪問で用事が住むに越したことはない。
行ったら留守で引き返す、を繰り返しくない。
あれはなかなかの脱力感を生む。
と言って不在時に伝言メモを残いてくるというのもやり過
ぎな気がする。
近ければ近いなりに気を遣うのである。
Iさんの分を受け取れたとなれば、今年度の集金は半分
以上終わったも同然である。
~続く~