不二家憩希のブログ

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町内会の初会合に行った。その⑲

 会計が今年度から3年間にわたり、町内会費を年3600
円プラスされる旨を始めた。
 町内会費値上げについては、先だって回覧場を使い全
世帯向けに複数枚綴じのプリント資料が配布されている。
 多くの世帯では、この配布資料により初めて町内会費
の値上げを知ったものと思われる。
 各世帯の意向を聞き取り調査を経たうえでの値上げで
はなく、値上げの報告は唐突感が否めなかった。
 この値上げは町内会の役員会で決定されており、個々
の町内会員は意見陳述をする場は与えられていなかった。
 ある種の秘密会での決定である。
 意見を聞いた場合、反対意見や減額を支持する意見が
多く集まってしまい、議論が紛糾することが予想された。
 そうした事態を避けんがための役員会での決定なのであ
ろう。
 私が値上げの事実を事前に聞いていたら、どのような反
応したであろうか?
 とりあえずは反対する。
 この反対は(結局値上げ案は通過するだろうが、一応反
対し賛成派を牽制する)という意向がある。
 町内会並びに町内連合会には信じ難いほどの保守的思
考形態の保持者が数多く存在している。
 彼ら守旧派の思考展開は、現実世界の実情を直視しては
おらず、「伝統は守る!」の一念で動いている。
 古いものはとりあえずキープするという姿勢である。
 そこに現状認識と分析する思考プロセスは入らない。
 ちょっとおかしいのだ。
 個人レベルでは「ちょっとおかしい?」で済むかもしれない
が、これが集団になると様子が変わてくる。
 力を持ち、関係者を巻き込もうとする。
 彼らの言う通に話を通していたら、町内会がとんでもない
方向に行く懸念がある。
 (あなたたちの思い通りには簡単にはいかないぞ)というこ
とを知らしめておいた方が良い。

 ~続く~