この前の日曜日午後3時、私はパソコンを操作していた。
どなたかが来られたようだ。
玄関には男性3人だ。
この人たちは?
あぁ、町内会の人たちだ。
何も言わなくともその雰囲気でわかる。
「顔を知らないのか?」と思われるかもしれない。
私はよく覚えていないのだ。
何度顔を合わせても覚えていない。
覚える気が無いのかもしれない。
3人のなかの最年長と思しき男性が親近感ある口調で
挨拶をした。
「私、来年度の区長の〇〇です。こちらが副区長の△△
さん、こちらが会計の□□さんです」
それぞれ紹介され頭を下げる。
あぁ、来たか。
我が家は来年度町内会の班長なのだ。
3人の役員は来月行われる町内会役員と班長の顔合わ
せの集まりへの出席要請に来たのである。
顔合わせへには、必ず出席しなければならない。
これは事実上の強制である。
それも強い強制である。
班長が出られない際は家族の別の者が代理として出な
ければならない。
「その日のその時間は都合が悪いんです」と言うことは
聞き入れられない。
このあたりの融通の利かなさ加減が実に田舎であるが、
仕方がない。
と言うのもこの顔合わせ以外には、強く出席を要請され
る会合はないからだ。
他にも重要な集いがあるのだが、この顔合わせを特別
扱いするのには何か理由がありそうだ。
あぁ、来年度は班長か。
気が抜けないなぁ。
でも、これでブログネタが増える。
それはそれで嬉しい。
無事に一年が終わってほしいものである。