私はヤフオクを見物することが多い。
そこには海千山千の出品者が、紳士的な顔をして待っ
ている。
美術品の類の出品者には、特に多い。
一昨日、昨日の当ブログ記事に記した偽の入札者を用
いる出品者は、美術品を多く扱う出品者のことである。
そうした姑息な手段を使って入札者を騙してでも、狙い
の価格で落札させたいのだ。
彼らの出品アイテムの多くは、偽物、イミテーションであ
ることが推測される。
評価欄を見てみる。
良い評価・晴れのマークは参考にならない。
悪い評価・雨のマークに注目する。
落札者のコメントに「この出品者は極めて悪質です。物
はニセモノでした」といった記述が多くみられる。
入札者が出品者を告発できるのは、この場しかない。
怨念のこもった言葉が並ぶ。
こうしたコメントが一つでもあれば要注意、複数あれば問
題外である。
彼らはニセモノを本物として出品しているのだ。
では、良いと評価している落札者は、どうなっているのか?
彼らは騙されている。
しかも、そのことに気が付いていない。
ニセモノを掴まされても見分けがつかない。
「ありがとうございました」とコメントを記入する。
出品者の思うつぼである。
私が見ている中では、こうした悪質な出品者は中国人が
殆どである。
気を付けましょう。