「ズドーン!」
朝6時、打ち上げ花火の音が聞こえてきた。
私は既に起床をしている。
私は冬場を除くと、割と早起きである。
4時には目が覚めている。
特に夏は暑くて寝ていられない。
そのため、自然と早起きになる。
打ち上げ花火の音は寝床で聞くのと、そうでない
のとでは聞こえ方に違いがある。
寝ていて聞こえる打ち上げ花火の音は、目覚まし
の音に聞こえる。
人によってはたたき起こされるような感じに受け取
ってしまうかもしれない。
この時間帯に上げられるということは、どこかのお
祭りなのだろうか?
音からすると近くではないが、それほど遠くもない。
花火の音はハッキリ聞こえる。
こんな暑い時期にお祭りとは、大変だろう。
「今年は暑いから、テキトーに切り上げて終わりま
しょう!」というわけにもいかない。
晴れると日差しも強く直射日光を浴びることになる。
祭り行列をする人も、それを見物する人も暑いだろう。
それでも当地のように「毎年必ず雨」「雨のシーズン
でもないのに雨が降る」というような土地のことを思え
ば幸せなのではないだろうか。