夜、目が覚めた。
ラジオをつける。
NHK-FMの「とことん〇〇」の時間のようだ。
今週は「とことん食の音楽」という特集である。
食にまつわる音楽をグルメ・レポーターとして活躍
している俳優の彦摩呂が紹介していく。
この日は、食の中でも魚介類・肉を歌った曲と括り
だった。
とユーモラスな曲が続く。
肉を擬人化し自信が食べられていく模様を歌った曲、
少しも盛り上がらないバーベキューパーティーを自虐
的に歌った曲などが紹介されていく。
最後の曲はブラジルの歌手、セウ・ジョルジの「ジャ
ポネーザ」と言う曲だった。
歌詞は日本滞在時の体験を元に書かれているようだ。
実にコミカルな歌詞である。
所々日本語が出てくる。
特に2分45秒過ぎからのリフレインが面白い。
特に「焼きそば」は連呼される。
そんなに「焼きそば、焼きそば」言われても、と言う気
になってくる。
聞いている内に(焼きそばってカッコいい単語なのか
?)とも思えてくる。
だが、やはり笑えてくる。
断っておくがセウ・ジョルジは、コミカル・ソングの歌手
ではない。
時代の先端を行くと見なされている歌手の一人である。
この曲も真面目に歌っている。
笑わせる意図がないだけに、かえって面白い。