いつものスーパーからの帰り道、氏神様の横の道
を通る。
今日もお参りしていくか。
私は氏神様の前か横の道を通った際には、時間が
あれば寄ることが多い。
私にしては実に殊勝な習慣である。
数年前では考えられないことである。
前回の参拝から、まだ数日しか経っていない。
あの日には、鳥居前の門松は竹だけの骨組みだけ
だった。
今日は、どうだろう。
自転車を停めて、鳥居に向かう。
おぉ、出来上がっている。
門松の上部には、松葉と南天が添えられている。
根元には葉牡丹が植わっている。
う~ん、この葉牡丹は白菜みたいに見えるなぁ。
色付き白菜といった感じだ。
これで当氏神様の門松は完成だろう。
あとはもう少し装飾が入るのかもしれないが、大体
こんなものだろう。
それにしても、門松ってこんなに早く飾るものなのだ
ろうか?
まだ21日で元日まであと10日もある。
材料が揃って手が空いている内に作っておいてしま
おう、ということなのかもしれない。
当町内も迎春準備が進んでいる。
少しだけ華やいだ気分になった。
そして私は、お買い得品を乗せた自転車に乗って家
に帰った。