先週の金曜日ごろからネットラジオを聴いていると、
DJが頻繁にこんなことを言っていた。
「今度の日曜日(8月31日)は、夏休み最後の日曜
日ですね!」
米国や豪州のラジオDJは、こういうことを言うのであ
る。
しかも、ちょっと楽しげな嬉しそうな口調である。
ちょっと茶化した感じもする。
へぇ~、これが欧米風というものなのだろうか。
日本では、まず言わないな。
夏休みが終わるなんて、学生諸君には悪夢である。
それを触れてはイカンだろう、という空気がある。
放送関係者も、その辺りは察していて話題にはしない。
夏休みが終わるのはカレンダーを見れば誰でもわか
ることなので、あえて放送として伝える必要はない、とい
うことなのだろう。
それが日本の礼儀というものであろう。
それにしても欧米のラジオDJはちょっと意地悪な感じだ
なぁ。
だが、それが問題となるような様子でもない。
普通のトークのひとつとして夏休みの終わりが告げられ
ていた。
これが文化の違いというものか。
所変われば、というものなのだろう。
日本人の私にはちゅっと受け入れられない発想だな、と
思った。