当町内連合会のお祭りは毎年雨、お隣の町のお
祭りはいつも晴れである。
大体そんな感じというのではない。
毎年必ずそうなのだ。
当町内連合会は雨、お隣は晴れ、である。
あらかじめ決まっているかのようである。
お祭りの時期は、ほぼ同じで当町内連合会のお祭
りがお隣よりも1週間早いだけである。
どうして、こうも正反対の天候になるのだろうか?
考えてみたが、はっきりとはわからない。
そこで、次のようなことを考えてみた。
天候の違いは、お祭りのメイン会場である氏神様に
対する町の人の態度にあるのでは?ということである。
お隣の氏神様は7世紀後半の創建である。
神社らしいすがすがしい空気に満たされている。
一方、当地の氏神様は8世後半の創建である。
こちらは、少しも神社らしくない。
神社の建物がある、というだけである。
宗教的な雰囲気はゼロである。
普段はないがしろとまで行かないものの、信仰の対
象として機能しているようには見えない。
これでは、お祭りが雨になっても仕方がないような気
になる。
私も氏子の一人として大いに反省しなければいけな
いのかもしれない。