同じ町内の方のお通夜に行った。
以前、当ブログにも登場したことのある方である。
当ブログの登場人物で物故者が出るのは、これが
初めてである。
その時点で85歳だった。
会場は、いつもと同じ所である。
何も「当町内では、お通夜・葬式はそこ」と決めて
いるわけではない。
だが、その会場は町内から距離が近く、親戚はと
もかくご近所さんのご足労を考えると、その会場に
なってしまうのである。
今回は歩いていくことにした。
それで少し早めに家を出た。
6時を過ぎると、もうかなり暗くなっている。
それでも、かなり日は長くなってきている。
普通に歩いて8分で到着した。
会場に入ると、私が一番乗りのようだった。
座って待つ。
時間もあるし町内の人と雑談をしても良いのだろう。
しかし、うっかり自虐ネタやらジョークで爆笑を誘っ
てもまずいだろう、と自粛し大人しくしていた。
定刻に式は始まった。
仏式で曹洞宗だった。
僧が経典を読み始め5分が経つと、早くも焼香が
始まった。
そして、出席者全員が焼香を済ませるまでに10分
だった。
（随分早いテンポだな）
そう思っていると、僧は経を読み終えたらしく退席
した。
それで通夜は終了した。
開始から、たった15分である。
もう終わりか！
いくらなんでも早過ぎはしないか？
これで御布施は普通通りに受け取るのだろうか？
今度、ご遺族と会ったら、どこの寺か尋ねてみよう
と思う。
