不二家憩希のブログ

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〇〇食料品店は閉店したのか?その②

 〇〇食料品店は、一般客相手の小売では価格
面においてびっくりするほどの訴求点があるわけで
はない。
 一般スーパーの小売価格より少しだけ安い、とい
う程度である。
 この店の長所は価格ではない。
 普通のスーパーでは置いていないような品を中心
に扱っているのだ。
 と言っても特別に珍しい品か?というとそうではな
い。
 スーパーの定番商品から脱落してしまった品である。
 ライバルに蹴落とされて棚から弾かれてしまったの
だ。
 一旦そうなると復帰はなかなか難しい。
 どこのスーパーに行っても置いていない、ということ
になってしまう。
 有名な歴史のある品でも手に入れられにくくなって
しまう。
 一流品であっても二線級ということになってしまう。
 〇〇食料品店は意図的にそうした品を中心に扱っ
ている。
 こうした品揃えによりスーパーとの差別化を図ってい
るのであろう。
 私が〇〇食料品店を利用するのも、それらの品を手
に入れるためである。
 そうか、当市の〇〇食料品店は閉店してしまったの
か。
 これは不便になるな。
 次からは隣の市まで行かなければならないのか。
 否、待てよ。
 あの店はそんなに流行ってなかったのか?
 そんなことはない。
 むしろ繁盛していた方だと思う。
 だが、ネットの敬意盤では閉店したと断定されている。
 一体どちらなのだろう。
 これは確認した方が良さそうだ。
 私がそう思いついたのは昨年末のことだった。
 既に本社は年末の休みに入っているようだ。
 私は閉店の真偽を問い合わせるメールを送った。
 年明けには返事が来るだろう。
 私は待つことにした。
 
 ~続く~