不二家憩希のブログ

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インド版「巨人の星」今月スタート。

 12月23日によりインドでインド版のアニメ「巨人の
星」が放送開始されるそうだ。
 タイトルは「スーラジ ザ・ライジングスター」である。
 スーラジは主人公の名前でインドの言葉で太陽を
意味している。
 インド映画は、このように人名がタイトルのトップに
来ることが多い。
 原作は梶原一騎でインド版の巨人の星も原作通り
のストーリー展開になる。
 ただ、テーマになるスポーツはプロ野球ではない。
 クリケットである。
 インドでは、クリケットがほぼ唯一のプロ・スポーツ
で全国民的人気がある。
 プロ・クリケット選手の社会的ステータスは絶大で、
日本では想像もできないほど高い。
 日本で例えるとプロ野球、Jリーグそれに大相撲を
足したくらいの権威がある。
 インド版では社会的に受け入れられないいくつかの
点を改める。
 父によるちゃぶ台返しは、その一つである。
 ちゃぶ台をひっくり返すことにより、食物が無駄になる。
 インドでは食物を粗末に扱うことは大きなタブーなの
である。
 また、主人公のライバルの花形満に相当する存在は、
やはりクルマに乗って登場するが自分では運転しない。
 運転手付きのクルマという設定になるそうだ。
 そうした点を除き、作品全体は梶原一騎の原作に忠
実に進行するそうだ。
 貧しい家庭に暮らす主人公、その父はかつてのプロ・
クリケットの名選手だった。
 父は息子をプロ・クリケットの名門チームの選手にす
るため常識を超えた過酷なトレーニングを課す。
 それを見守る姉・・・。
 花形や左門、伴 宙太に当たるキャラクターも出てくる
ようだ。
 う~ん、これは楽しみだ。
 さて、このスポーツ根性物語がインド人に受けるのか?
 これは、楽しみである。
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