不二家憩希のブログ

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出てこない掃除機のコード。その②

 私は掃除機を使う時、電源コードを限界まで引
っ張り出していた。
 どうやら、この行為がコードを収納するリールに
過大な負荷がかかってしまっていたようだ。
 今だったら、そうだろうと思うのだが、これは壊
れてしまってから気がついたことである。
 説明書を読むと、「コードは黄色の線までしか
出さないで下さい」とある。
 えぇ~、こんな記述があったのか。
「聞いてないよぉ」ならぬ「読んでないよぉ」である。
 私はコードの黄色の線はもちろん、その奥の赤
い線まで出していた。
 これでは、出し過ぎなのだ。
 黄色の線は注意、赤の線は危険、の意味なの
だろう。
 私は電化製品を新たに購入しても説明書を読む
ことは殆どない。
 読まなければ使えない電化製品などないだろう、
と思っているからだ。
 これは私が電気に詳しいというわけではなく、そ
ういう性格なのだ。
 ちなみに、パソコンの説明書も殆ど読んでいない。
 説明書は壊れた時に読む、というのが私のスタ
イルなのである。
 だが、これが大きな間違いだったのである。
 つまり、これは自業自得ということなのだ。
 あぁ~あ、こんな子とになるなら、もっと早く気が
つけば良かった。
 後悔先に立たず、である。
 だが、この掃除機が壊れたのは、この理由だけ
ではない。
 より重要な点があったのである。
 
 ~続く~