不二家憩希のブログ

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グラミー賞、日本人が4人受賞。

 今年のグラミー賞で日本人クラシック・ピアニス
トの内田光子氏がベスト・インストルメンタル・ソロ
イスト・パフォーマンス(ウィズ・オーケストラ)を受
賞した。(以下敬称略)
 何だか長い賞の名前なので、訳すと「最優秀ソ
ロ器楽演奏・オーケストラ付き」とでもなるのだろう
か。
 曲はモーツァルトのピアノ協奏曲第23番と24番
である。
 オーケストラはクリーブランド管弦楽団である。
 内田光子はこの曲でピアノ演奏と指揮を担当し
ている。
 いわゆる弾き振りというものである。
 この盤は、最近リリースされたもので話題になっ
ていた。
 私は内田光子が今年のグラミー賞にノミネートさ
れているとは、受賞のニュースを読むまで知らなか
った。
 また、「B’z」の松本孝弘ラリー・カールトンとの
共演盤で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アル
バム賞を受賞した。
 最優秀ニューエージアルバム賞では、ポール・ウ
ィンター・コンソートの作品が受賞した。この作品に
は大阪出身で南カリフォルニア在住の琴演奏家
松山夕貴子が参加している。
 そして、現時点では日本のニュースサイトでは気
がついていないが、もう一人日本人が受賞している。
 ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞で、
スタンリー・クラーク・バンドが受賞した。
 このスタンリー・クラーク・バンドのピアノ・キーボー
ド奏者は、日本人の上原ひろみである。
 私は上原ひろみは獲りそうだな、と思っていた。
 あれほど超絶技巧で弾きまくるピアニストは、世界
中でも希有でその迫力は聴くものを圧倒する。
 今年のグラミー賞では、日本人が何と4人も受賞
した。
 一人の受賞でも大ニュースなのに、4人である。
 勿論これは今までに無かったことである。
 今年のグラミー賞は日本人の年なのかもしれない。