朝6時、打ち上げ花火の音に気がついた。
打ち上げ花火といっても、その音はかなり小さ
い。
となると、我が家からはかなり離れているな。
そうか、今週もどこかでお祭りがあるのか。
当地周辺では、朝6時に祭礼の開始を知らせ
る花火を打ち上げることが慣習になっている。
当地のお祭りは今年も無事終了した。
私は今年は無役なので気楽なものだった。
義務としてやらなくてはならないことが、あると
無いとでは気分がまるで違う。
やることが無いと開放感がある。
私は当ブログに町内会のお祭りに関連した記
事を度々書いてはいるが、実は当町内のお祭り
にはあまり興味が無い。
何が面白いのか、少しもわからない。
昔々の扮装をしてぞろぞろと町内の通りを行
列を組んで歩く。
山車も何台か出る。
それを見物するだけである。
はじめて見れば、それなりに面白さも感じるの
かもしれない。
だが、一度見てしまえばもう一度見たい、とい
うほどのものでもない。
これでは、リピーターが生まれない。
このあたりが当町内のお祭りが歴史はあっても、
一向にメジャーにならない理由なのだと思う。
しかし、こんなことを町内の皆さんの前で言って
も嫌われたり爪弾きにされるるだけなので、黙っ
ている。
沈黙も忍法世渡りの術のひとつなのである。