父の残した農機具は高級品ではないが、一
応プロ仕様のものばかりである。
それらは父が晩年に家庭菜園をしていた時に
使っていた物だ。
父にしてみれば愛着のある道具ばかりだった
と思う。
それを見ず知らずの人にあげてしまう、という
のも今考えて見れば軽率な思いつきだったかも
しれない。
それでは自分で使えば良いのでは?と思われ
るかもしれない。
だが私は父と違い野菜作りなどをまめに出来
る人間ではない。
将来的にそうした方面に目覚めるかもしれない
が、今のところはその兆候は無さそうである。
それにもうひとつの理由もあり、これらの農機具
を今現在使ってくれる方にお譲り使用考えたので
ある。
もうひとつの理由と言うのは、また後日当ブログ
で記事にしようと思っている。
父の思い入れのある品を譲る相手は、やはり友
人のNにした方が良いのだろう。
それならあの世の父にも面目が立つのではなか
ろうか。
~続く~