不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ブランコ、大いにのる。

イメージ 1

 プロ野球中日ドラゴンズのブランコ選手
が現在好調のようである。
 ブランコ選手は今年から中日に入団した新
外国人選手である。
 開幕前のキャンプ便りなどでの野球評論家
らの評価は高くなかった。
 新聞などのスポーツ記者も、ブランコを無
視し取り上げようとはしなかった。
 悪い評価ばかりだったのだ。
 ダメ外国人選手とみなしている評論家もい
た。
 テレビの「サンデー・モーニング」でも大
沢、張本両氏も軽くあしらっていた。
 私は「ブランコはいけるんじゃないか」と
見ていたので評論家達の評価を細かくチェッ
クしていた。
 だが、ブランコに高い評価を与えた評論家
や記者はひとりもいなかった。

 シーズン初めの4月には、彼らの批評通り
あまり調子はよくなかった。
 打ったり、打たなかったりという日が続い
た。
 評論家の読みが当たっていたのはこの月ま
でだった。
 ブランコ選手は5月にはいると急に調子を
上げ始めた。
 打率は、5月だけで計算すると4割3分も
ある。
 本塁打は、セリーグトップ、打点も3位で
ある。
 ブランコの放つ打球は、桁外れの飛距離が
あり、ここ数年他の選手では見たことが無い
程の迫力がある。
 ブランコの好調ぶりに対戦相手の投手がマ
ウンドで萎縮しまっているそうである。
 これはそのチームの監督がそう嘆いている
ので本当のことなのだろう。
 中日の石嶺コーチによると「ボールを自然
に見極められる。外国人には珍しい真面目さ
があり、自分でいろいろと工夫している」そ
うだ。
 確かに顔を見ると真面目そうな感じである。
 是非精進して活躍して欲しい。
 何よりも名前が可愛い。
 ブランコである。
 

 それにしても野球評論家らのいわゆるプロ
の見る目と言うものもいい加減だな、と思う。
 それで通用しているのだから、優雅な世界
である。