不二家憩希のブログ

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フランクのヴァイオリンソナタを聴いた。

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 ラジオを聴いていたら、フランク作曲のバ
イオリンソナタがかかった。
 この曲はベルギー出身の作曲家のフランク
の代表曲の一つである。
 多くのクラシックのバイオリンソナタの中
でも屈指の名曲であり、人気も高い。
 ラジオのパーソナリティーが、この曲につ
いて説明している。
 それによると、この曲はフランクが64歳
の時の作曲なのだそうだ。
 64歳!
 今でこそ64歳と言えば、まだまだ若い。
 だが、1822年生まれのフランクの時代
では、十分にお爺さんの年齢である。
 この曲はそんな年になってから作曲された
のか。
 知らなかった。
 私はフランクはまぁまぁ好きな作曲家で、
この曲の他にも交響曲やピアノ5重奏曲、オ
ルガンの全曲集の盤を持っている。
 しかし、作曲家本人の細かいプロフィール
については疎いのだ。
 64歳でこんな美しい曲が書けるのか。
 素晴らしい。
 創造に年齢は関係ないようだ。
 
 ではこの曲をシルヴィア・マルコヴィチの演
奏でどうぞ。
 シルヴィア・マルコヴィチは、1952年ル
ーマニアのバカウに生まれたヴァイオリニスト
である。
 1969年のロン=ティボー国際コンクール
で優勝し、翌年のジョルジュ・エネスコ国際コ
ンクールでも優勝している。
 日本ではあまり知られていないヴァイオリニ
ストのようだが、大演奏家であることは、演奏
を聴けばすぐにわかると思う。

 フランク作曲「ヴァイオリンソナタ
 第一楽章
 第二楽章
 第三楽章
 第四楽章