回覧板、4泊5日の旅。

　私の町内会の班長としての初めての業務は
回覧板を回すことであった。
　今回は、頒布物として市の広報誌、他に回
覧書類が5種類ほどあった。
　年度始めなので、回覧書類のなかには昨年
度の会計報告もあった。
　こうした内容の書類は細かく読んでおいた
方が良いのかもしれないが、私はざっと斜め
読みをしただけだった。
　こういう報告を詳細にチェックしたい人に
は、なかなか読み応えがあるものかもしれな
い。
　
　その今年度初の回覧板を回したのが、今週
の月曜日であった。
　さて、幾日で戻って来るのだろう？
　そう思ってしたら、今朝玄関先に回覧板の
袋が置いてあった。
　月曜日に始発の家を出発して、終着の我が
家に戻って来たのが金曜日の朝である。
　4泊5日である。
　この班は10軒ほどである。
　ゆっくり歩いて5分ほどの範囲である。
　そんなに長くかかるとは、どういうことな
のだろうか？
　一体、どの家でそんなに長いこと滞在して
いたのだろうか？
　ルーズ過ぎはしないだろうか？
　それとも、こんなものなのだろうか？
　ちなみに、私は回覧板を受け取ると5分以内
にお隣に持って行く。
　そうしないと、持って行くのを忘れてしま
うからである。

　こんなことでカリカリしていてもしょうが
ないとは思う。
　だが、遅い。
　カタツムリだってもっと早く移動するだろ
う。

　さて次回は、何日で戻ってくるだろうか？