不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ジャーニーの新ヴォーカリストはいつまでもつか。

 ジャーニーの中心人物でギタリストのニー
ル・ショーンはYouTubeを観ていた。
 ショーンはそこで自分達のバンドであるジ
ャーニーのコピーをしているバンドの映像に
釘付けになった。
 彼はその映像でジャーニーの象徴でもあっ
たヴォーカリストのスティーブ・ペリーとそ
っくりに歌うフィリピン人ヴォーカリスト
発見したのだ。
 アメル・ピネタと言う40歳のフィリピン人
である。
 ショーンは早速ピネタとコンタクトを取っ
た。
 だが最初はピネタは悪戯と思い相手にしな
かった。
 しかし、その相手がニール・ショーン本人
と知ると、その反応は驚きに変った。
 ショーンは、ピネタを米国に招きオーディ
ションをしジャーニー加入が決定した。
 そして、ニューアルバムを録音しツアーに
出たのだった。

 ネット上ではこのピネタの声と歌唱力につ
いておおむね肯定的である。
 私の感想はと言えば、以下の通りである。
 似てはいるけれどやっぱり本家のスティー
ブ・ペリーには敵わないな、と思ってしまう。
 ピネタではフレーズの最後まで声が伸びな
いのだ。
 曲によっては凄く似て聞こえる曲もあるが、
そうでもない曲もある。

 今回のピネタの加入はニール・ショーン
ジョナサン・ケインほどのミュージシャンで
も、スティーブ・ペリーの影響力から脱し切
れなかったことを示している。
 さて、新ヴォーカリストのピネタはいつま
でジャーニーのメンバーでいられるのだろう
か。
 ピネタの加入により、かえってスティーブ・
ペリー待望論が起ってくるような気がする。

 それでは、新旧のヴォーカリストで同じ曲
をお楽しみください。
 この曲は私がジャーニーの曲の中では一番好
きな曲です。
 Send Her My Love スティーブ・ペリー版

               アメル・ピネタ版