不二家憩希のブログ

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日立の掃除機がもう壊れてしまった。その③

 その日立の掃除機は、壊れる2日ほど前か
らおかしかった。
 使っているとキーンという高音がした。
 こういう音は今まででもゴミが溜まってい
ると鳴ることがあった。だが、ゴミはそんな
に溜まっていない。せいぜい5ミリほどの厚
さしかない。
 私は気にせず、そのまま使っていた。
 それから少ししてから今度はほんのかすか
だがプラスチックが焦げる様な臭いがし始め
た。
 それから、急に吸い込む力が弱くなった。
 その翌日は焦げる様な臭いもせず、普通通
り機能していたが、それも最初だけだった。
 少し使うと、また吸引力が弱くなってしま
った。
 そして、そのまた翌日にはスイッチを入れ
ても動かなくなってしまった。
 急に止まらず、徐々に止まっていくという
のが何とも嫌味である。
 この日立の掃除機は、ダストボックスの作
りが悪いのとスイッチ部分が弱いだけかと思
っていたら、最も重要なモーター部分も弱か
ったようだ。
 弱すぎる。
 今シーズンの横浜ベイスターズなみである。

 しかし、こんな掃除機でもパイプとホース
とその先端の吸い込み口はとても堅牢に作ら
れている。
 パイプの長さ調節の動作も、面倒がなくワ
ンタッチで行えてとても良い。
 ホースのグリップ部分も握りやすく使い勝
手も良い。
 以上の点は、とても優れていると思う。
 
 と少しは良いところも書いてみたが、本体
そのものがこんなに早く動かなくなってしま
っては話にならない。
 ほんの少しではあるが焦げる様な異臭がし
たので、モーター部分が完全におかしくなっ
てしまっているだろう。修理も出来そうに無
い。

 日立の電化製品には、これで3品続けてが
っかりさせられている。
 さすがの私も、もう当分は日立の製品は買
わないと思う。

 こんなに早く掃除機が壊れてしまうなんて、
嫌になる。
 日立が手がけた原子力発電所でも以前、重
大な損傷があったのだが、どうもこれは日立
の会社の体質に大きな問題があるように思わ
れる。
 歴史のある大企業特有の、ことなかれ主義
が製品に現れてしまっているようだ。

 私は、新しい掃除機を買いに出かけること
にした。