参議院選の期日前投票に行ってきた

　参議院選挙の期日前投票に行ってきた。
　ここのところ、選挙はいつも期日前である。
　よし、行こうという時に行っておかないと、当日に
行けなくなってしまうのもしゃくだからである。
　そんな急に投票に行けなくなるような危急な事態が
滅多に起こるわけもない。
　だが、当日になって行く気分ではないなぁ、と思う
かもしれない。何より重要なのは、当日の気分である。
　あるいは、大雨が降ったら行くだろうか？
　ま、今回はパス、ということにもなりかねない。雨
が降っただけで外出を控えるなんて、どこかのお嬢様
みたいだが、自分もそうならないとも限らない。
　それに、日曜日だから、いつものスーパーで特売が
ある。特に開店してすぐと、４時からの２回のタイム
サービスはは要注意である。
　目当ての商品がお値打ち品になっていたとしたら、
これはもう買いに行かねばなるまい。
　あー、得した、と満足してしまい、選挙のことを忘
れてしまわないとも限らない。
　私の日曜の重大なスケジュールなんてそんなものな
のだ。

　今回も、比例区には当落線上ギリギリの候補者に投
票してきた。
　こうでもしないと、選挙の楽しみがない。
　入るかな？落ちるかな？というハラハラ感を体験で
きる。
　開票速報も最後まで楽しめる。ぶっちぎりの強い候
補者では、すぐに結果が分かってしまいつまらない。
　これは泡沫候補でも同様である。
　あなた、どうして立候補したの？尋ねたくなるような
候補者もなかにはいるが、そんな失礼なことは聞けない。
　本人は大真面目なのだ。
　気の毒な誇大妄想が世間に露出するのも、選挙の特徴
の一つではある。

　というわけで、今回もギリギリな候補者に入れた。
　これも、選挙を楽しむ技の一つである。