昨日、10月28日は衆議院選挙の投開票日だった。
私は期日前投票済みだった。
夜、ラジオをつけると開票特番になっていた。
(これを聞き始めると、なかなか終われないんだよなぁ)
私は、そう思いラジオは消した。
そのまま眠りについた。
深夜、目が覚めたので再度ラジオをつけた。
偶然だろう、当地の開票結果を報じている。
「〇〇△△区▢▢さん、比例で当選・・・」
えぇ~、通ったのかぁ。
思いもよらぬことだなぁ。
▢▢は、私が投票した候補者だった。
当地では、強力な地盤を持つ前職がいる。
これまでも対抗馬はことごとく敗れてきた。
だが、この前職は嫌な男なのだ。
しかも、新型コロナワクチン推進派の中枢にいる。
河野太郎が応援にも来る。
そのような男を国会に送りたくない。
私は、抵抗の意味で対立候補の▢▢に入れたのだった。
▢▢は当地の市会議員を経て県会議員だった人で、今回の総選挙のために、県会議員を辞職しての立候補だった。
私の周辺の人でも「前職は気に入らない。アイツは好かん」と▢▢に入れた人は何人もいた。
負けるとわかっていても、対抗馬に投票する。
無駄足承知で投票所に足を運んだ人が多数おられた。
そして、今回の選挙である。
選挙区では、嫌な男の前職が当選し、▢▢は落ちた。
だが、大健闘により惜敗率の規定で比例で当選したのだった。
これで▢▢は、代議士である。
数年前まで当市の市会議員だった人が、代議士先生になった。
結果オーライであろうが、県会議員を辞めて、まるで見込みがない選挙に打って出た勝負に勝ったということになる。
良い度胸だなぁ。
私では、とてもではないができない。
県会で十分だ、と思ってしまう(苦笑)
開票速報を聞いていて、自分の器の小ささを再認識させられた夜だった。