不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

山下洋輔・鼓童”ボレロ”

 NHK-FM"カケル・クラシック”1月11日放送分では「和とクラシック音楽」というテーマで選曲がされていた。

 その中で山下洋輔鼓童、パンジャ・アンサンブルの演奏でラベルの”ボレロ”がかかった。

 フリー・ジャズのピアニスト山下洋輔が和太鼓奏者グループの鼓童と共演したライブ盤からの一曲らしい。 

 この二組にパンジャ・アンサンブルという管楽器奏者たちが加わっている。

 序奏は口で「タタタタン、タタタタン」とリズムを取り。少し笑わせる。

 主旋律は山下のピアノ、リズムは鼓童が担当する。

 どうなるのか?

 あれ、意外と良いな。

 出だしに笑わせる感じだったのでどうなるのか?と思っていたが、きっちりと曲は進んでいく。

 ボレロらしい派手に盛り上がって終わる。

 ボレロのアレンジ曲としては秀逸な出来だと思う。

  思わぬ収穫だった。

 


bolero/山下洋輔VS鼓動

特集・日本のジャズ~佐藤允彦さんを迎えて~

   NHK-FM"ジャズ・トゥナイト~特集・日本のジャズ~佐藤允彦さんを迎えて~”を聴いた。

 佐藤允彦さんといえば日本のジャズ史上最高の天才の一人である。

 私は佐藤允彦さんの作品を聴いていると(この人は一体どうなっているんだろう?)という思いでいっぱいになる。

 凡人には計り知れない巨大な才能を感じる。

 世界的にもこんな人は他にはいないであろう。

 少なくとも私には思いつかない。

 フォービート・ジャズ、フリージャズ、フュージョン、ロック、クラシック、現代音楽、映画音楽など幅広い守備範囲を持ち、そのいずれでも世界最高水準の音楽を作り出している。

 インタビューに答える佐藤さんは気取らない面白オジサン風である。

 人間的にも素敵な方のようだ。

 これだけ才能と実績がありながら威張ったところがゼロである。

 才能があって面白い。

 稀有なタイプの人である。

 

 

 2021年1月17日(日) 午前1:00まで以下のサイトで配信中です。

   

www.nhk.or.jp

 

 

 

 

 

シェメキア・コープランド”アンダー・マイ・サム”を聴いた。

 NHK-FM"ウィークエンドサンシャイン~ウィンタースペシャル”を聴いていた。

その中でリスナーからの2020年年間ベストアルバムの投稿が紹介された。

 様々なジャンルの音楽がかかった。

 著名なミュージシャンのもの、まだそれほど知られていないミュージシャンのものなどいろいろである。

 その中で私の耳を捉えたシンガーの一曲があった。

 曲は”アンダーマイ・サム”ローリング・ストーンズの名曲である。

 歌うはシェメキア・コープランドという女性ブルース歌手である。

 私は初めて知る歌手である。

 人気ブルースギタリスト・故ジョニー・コープランドの娘だそうだ。

  素晴らしい。

 実にうまい歌手である。

 まだキャリアは浅いのにベテラン歌手並みの風格がある。

 曲のアレンジも絶妙である。

 やはり”アンダー・マイ・サム”は良い曲だなぁ。

 ストーンズの屈指の名曲だと思う。

 今年も早速良い歌手を知ることが出来た。

 実に目出度い。

 


Under My Thumb