企業はいろいろな工夫をしている。
「ドギーマンの建物、よく見たら犬だった」より引用して
紹介する。
ドギーマン・ブランドのペットフードを中心としたペット用
品で広く知られるドギーマンハヤシ社の社屋が面白いと
話題になっている。
建物の形が犬になっている。
ダックスフントをモチーフにしているそうだ。
だそうだ。
地上5階建ての倉庫は、色もデザインも犬になっている。
同社の広報によると「創業者である林明雄会長のアイ
デアで、『できるだけ費用をかけずに建物で広告効果を上
げたい』という狙いがあります。設計会社のコンペで提案
していただいたものの中から選びました」とのことだ。
斗也さんはこう語る。
「私たちは3種類の建物デザインを提案しました。たくさん
のペットのシルエットが丘のような形の屋根を元気に駆け
上る案、ペットのおやつが詰まったプレゼントボックスの案
、そして、今建っている犬の形の『ハロー・ドギー』案です」
殺風景な四角い灰色の建物が多いなか、みんなが思わ
ずニッコリする、地域の名所になるような建物にしようとデ
ザインしたそうです。
「変わった形をしているので『建設費がずいぶん高そうだ』
「変わった形をしているので『建設費がずいぶん高そうだ』
と言われることが多いのですが、材料も一般的な倉庫と同
じ物を使っています。設計と工事はいろいろ大変なところも
ありましたが、普通の倉庫と比べても建設費に大差はあり
ません」
本社ビルは犬小屋をイメージしているそうだ。
これらの試みは、なかなか面白い。
人々の話題になり記憶に残りやすい効果がある。
宣伝効果を見込んだとのことだが、十分果たしてい
ると思う。
建設費が特に割高にはなっていない、と言う点も好感できる。
実に粋である。