学校区の戸別古紙回収があるので、準備をした。
例年、今くらいの時期に回収に回って来る。
当町内でも毎週回収があるので、そちらに出して
も当然良い。
だが、それらは戸別回収ではない。
集積所まで持っていかねばならない。
私は、それがどうも面倒くさく感じるのだ。
距離は数十メートルである。
50mほどだろうか。
もっと短いかもしれない。
たったそれだけの距離ではある。
だが、距離は距離である。
自宅の前に置いておくのとでは、大違いである。
私は、細かい紙類を大きい古封筒に入れて纏め
る。
食品パッケージから、パンフレット類までいろいろ
である。
次にダンボール箱を畳んでいく。
最後にそれらをひとまとめにする。
今回の結束に用いる紐は1メートル70㎝ほどたっ
た。
いつもの半分の長さである。
これで大丈夫か?
足りるのか?
そう思ったがとりあえず縛ってみる。
あれ?
縛れるな。
何とか足りる。
これで良し。
あとは家の前の道に置いておくだけだ。
少し目立つように、しかし車両の通行の邪魔に
ならないギリギリの位置に置く。
その後、朝9時丁度くらいにクルマが通り、回収
していったようだ。
たった一回の回収ではあるが、何か得をしたよ
うな気がした。