ベランダに出て雨戸の戸袋を見てみる。
蓋が外れてしまっている。
その戸袋には、前に私が蓋をしておいたのだ。
鳥の営巣を防ぐためである。
蓋といっても本格的なものではない。
ボール紙を切って、それをガムテープで貼るだけ
である。
こんな簡易な処置でも意外と強い。
年によれば2年もつことある。
だが、台風が直撃するとさすがに剥がれてしまう
ようだ。
ムクドリたちの営巣期間は春から夏らしい。
当地においては、春のゴールデンウィークに集中
しているようだ。
これは私の今までの観察による推測であるが、お
そらく間違っていないないだろう。
つまり、わが家では5月の一カ月ほどだけ、戸袋の
隙間の細長い穴を覆えれば良いのである。
今年は粉洗剤の入っていた箱を使うことにした。
これだけ厚い紙はなかなかない。
それを戸袋の穴を覆うサイズに切る。
そしてガムテープで4辺を貼り付ける。
これで完了である。
鳥からしてみたら「営巣妨害だ!」とクレームがつき
そうである。
諸君は、どうか余所で巣を作ってください。
当地は都会ではなく人家に作らなくとも、他に場所
はいくらでもあると思うのです。
よろしくお願いします。